保健師として働くためには保健師と看護師の両方の国家資格が必要となります。

保健師

 

保健師とは人々の健康管理など保健指導を行う仕事であり、保健師助産師看護師法という法律に定められた国家資格でもあります。

 

では保健師とはどのようにすればなることができるのでしょうか?

 

保健師の資格の取得方法

保健師になるためには「保健師資格」を取得する必要があります。
保健師資格を取得する為には2つの条件があります。

 

その条件は、「看護師の資格を取得している事」、「保健師の養成学校で1年以上勉強し、保健師の国家試験の受験資格を得ること」です。

 

看護婦としての資格だけを取得している場合、実務経験を積んだ後に1年ほど保健師学校で学ぶ必要があります。

 

一般的には保健師指定養成校の認可を受けた大学に入学することで看護師と保健師の両方を受験する事がほとんどです。

 

しかし、日本国内にある保健師指定養成校の認可を受けている学校は10校ほどしかなく、その定員数も10~30人ほどしかない為、とても難易度が高くなっています

 

 

保健師の働き方

 

行政保健師

保健師の約60%は「行政保健師」として働いています
行政保健師は公務員であるため公務員の試験を合格しなくてはなりません。

 

公務員試験には年齢制限が定められている事が多く、その年齢は各自治体によって異なりますが、大体20~30歳である事がほとんどです。

 

公務員試験は教養試験など基礎学力が問われるものが多いので、試験対策を行う事も大切です。

 

また、まれではありますが他の保健師が産休や育休などで一時的に休業した場合、その臨時職員として採用する場合もあります。

 

職場は都道府県の保健所や市区町村の保険センターなどです。

 

仕事内容はその地域の住民の保健指導で、健康診断、乳幼児の検診、介護保険など高齢者への支援など多岐にわたります。

 

産業保健師

企業で働く保健師

企業で働く社員への保健指導を行う仕事です。

 

定期的な健康診断を行ったり、その結果に対する保健指導を行ったりしますが、近年では精神的なメンタルヘルスなどに対するケアを行うこともあります

 

大きな企業に所属して働く事が多く給料も高い為保健師の中でも人気の高い職種である為、競争率が高くなってしまいます

 

学校保健師

学校の保健室に勤めている保健師の事を指します。

 

仕事内容は、学校の生徒や学校で働いている職員が怪我や体調が悪くなったときの応急処置や健康についてのアドバイスを行います

 

一般的には「保健室の先生」になる為には「養護教諭」の資格が必要ですが、中には保健師を募集している場合もあります
保健師の資格を取得している方の中には養護教諭の資格をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
持っていなくとも養護教諭養成施設で学ぶ事によって資格を取得する事が出来ます。

 

ただし求人数が少ない為、ハードルの高い職場にもなっています。